2007年12月11日火曜日

日産GT-Rのどこがエコなのか?…



日経BPのEco Japanの記事にあきれた。「日産GT-R をエコの視点で分析」…いろんな視点から分析して文章を書く事はできるだろう、ただ空力特性とエンジン性能だけとって燃費の良い車というのは…リッター8キロしか走らない車のどこが、『「エコとエゴ」が高いレベルで両立した』といえるのか? ポルシェと比較して、費用対効果が高いと言いたいのだろうか…



オール電力の自動車Teslaと比較したらどうだろうか…価格は決して安くはないが、0-100km/hが約4秒とポルシェなみの性能をもっている。充電は、家庭用コンテストでわずかに3時間…ランニングコストは1マイル(約1.6Km)1セント。

エコと誤解を招くような書き方…恣意的に感じた。日産の記事稿なのかと疑いたくなる。
これをタバコの話として置き換えるなら、メンソールなどライトのタバコが、ニコチンが少ないからといって健康に良いとは決していえないだろう。タバコはあくまでも嗜好品であるし、そういう意味ではスポーツカーは同じだろう。好きな人が乗る車であるのだから、エゴの固まりの何ものでもない。このような記事がでることで、Eco Japanというサイトそのものが偽善にしか思えない。スポンサーの兼ね合いもあるだろうが、日経という肩書きで記事を書く以上、メディアとしての校閲はしっかり行ってほしいものだ。

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